ブレインスリープピロー vs ニトリ Nブレスエアプラス|使って分かった違いを徹底比較

高反発・通気性・洗えるといった機能性で人気を集めるファイバー枕。

その中でも特に注目を集めているのが、話題のファイバー枕「ブレインスリープピロー」。一方で、手ごろな価格で人気の「ニトリ Nブレスエアプラス」も登場し、「この2つって何が違うの?」と気になる方が増えています。

一見するとどちらも通気性の良いファイバー素材を使った“似たような枕”に見えますが、実際に使ってみると寝心地や使い勝手には明確な違いがありました。

結論から言うと、ブレインスリープは柔らかさと包み込むフィット感、ニトリは硬めで安定した支え心地が魅力。価格差も大きいため、「本当にその差に見合う価値があるのか?」と気になっている方も多いはずです。

今回の記事では、両方を実際に使って比較したリアルな感想をもとに、機能性や寝心地、コスパの違いまで徹底解説。あなたに合った枕選びの参考になれば幸いです。

目次

ブレインスリープピローとニトリ Nブレスエアプラス | 違いと選び方を解説

ブレインスリープピローとニトリ Nブレスエアプラスのスペック比較

スクロールできます
ブレインスリープピローニトリ
Nブレスエアプラス
画像
価格¥33,000(税込)¥2,990(税込)
サイズ幅約35cm × 長さ約60cm
Low:約490g~High:約930g
幅約30cm × 長さ約56cm
約550g
高さLow:6(8)㎝~High:12(14)㎝約8㎝
特徴3層9グラデーション構造
高さの異なる3種類のモデル
首にフィットする波型形状で
理想的な寝姿勢をサポート

ブレインスリープピローとニトリ Nブレスエアプラスの特徴

ブレインスリープピロー

特徴

特許技術の3層構造で
フィット感抜群

上層「アジャスト層」で頭の形にやさしくフィットし、中層「サポート層」で首・頭をしっかり支え、下層「ベース層」で通気性を保ちながら安定性を確保します。

9グラデーション構造で
スムーズな寝返りをサポート

中央は柔らかく、頭をやさしく包み込む設計。外側に向かって徐々に硬くなり、横向きでも沈み込みすぎない構造に。このグラデーション設計が、自然な寝返りと安定した寝姿勢をサポートします。

3段階の高さを選べるから、
自分に合った理想の寝心地に

LOW・STANDARD・HIGH の3段階の高さから選べるため、自分の体格や寝姿勢に合わせた理想的なフィット感を実現。長時間使っても首や肩に負担がかかりにくく、快適な睡眠をサポートします。

ブレインスリープ ピロー

¥33,000(税込)~

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ニトリ Nブレスエアプラス

特徴

通気性に優れた
3次元立体構造でムレにくい

中材には通気性の高い3次元立体構造を採用。熱や湿気がこもりにくく、夏場でも朝まで快適。さらに本体はシャワーで丸洗いできるため、清潔さをキープしやすいのも魅力です。

首にしっかりフィットする
波型形状

波型形状が首元にぴったりフィットし、仰向けでも横向きでも理想的な寝姿勢をサポート。頭を自然な位置で支えることで、首や肩への負担を軽減します。

抗菌防臭加工つきカバーで
いつでも清潔

カバーには抗菌・防臭加工が施されており、気になるニオイにも安心。全面メッシュ素材なので通気性が良く、洗濯機で丸洗いできるため、手入れが簡単です。

ニトリ Nブレスエアプラス

¥2,990(税込)

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実際に使って比較!6つの違いを解説

① 寝心地(硬さ・フィット感)の違い

ブレインスリープピローは、頭をふんわりと包み込むようなフィット感が特徴で、やや柔らかめの感触。沈み込みすぎず、でもやさしく支えられている感覚があり、特に仰向けで寝たときの心地よさが際立ちます。寝返りも自然にできる反発力があり、「硬すぎない高反発」を求める方にフィットしやすい枕です。

一方、ニトリ Nブレスエアプラスは、かなりしっかりとした硬めの寝心地。頭を乗せた瞬間から沈み込みがほとんどなく、しっかりとした支えを感じます。フィット感よりも「頭が沈まない安定感」を求める方に向いており、硬めの枕が好みの人にとっては安心感のある使用感です。

② 通気性・熱のこもりにくさ

実際に使ってみると、ブレインスリープピローもニトリ Nブレスエアプラスも、通気性の面では大きな差は感じませんでした。

どちらも中材にファイバー素材を使用しており、空気がスムーズに抜ける構造になっているため、一般的なウレタン素材の枕と比べて圧倒的にムレにくく、熱がこもりにくいという共通の特徴があります。夏場でも汗で蒸れるような不快感はほとんどなく、さらっとした感触が続くのが魅力です。

③ 高さの違いと調整のしやすさ

ブレインスリープピローとニトリ Nブレスエアプラスは、どちらもHigh/Low側で約2cmの高さ差がある非対称構造になっており、枕の向きを変えることで感覚的に高さを調整できます。

ただし、両者ともHigh側はやや高めに感じやすく、仰向け寝では首への圧迫感が出ることも。特に首が短めの方や、やや低めの枕が好みの方は、Low側を基準に選んだほうが快適に使える可能性が高いです。

ブレインスリープピローには、「LOW」「STANDARD」「HIGH」の3つの高さモデルがあり、購入時に自分の体型や寝姿勢に合わせたものを選べます(※写真はSTANDARDモデル)。

一方で、ニトリは高さバリエーションこそないものの、形状の工夫によりある程度の調整が可能で、シンプルに試しやすい設計になっています。

自分に合う高さにこだわりたいならブレインスリープ、まずは感覚的に試したいならニトリという選び方もひとつの基準になります。

④ 寝返りのしやすさ

どちらの枕もファイバー素材特有の高反発構造を持っており、寝返りのしやすさは非常に優秀です。頭が沈み込みすぎず、動かしたい方向へスムーズに転がれる感覚は、一般的なウレタン素材の枕にはない快適さです。

ブレインスリープピローは、ほどよい反発力とフィット感のバランスがあり、自然に体を受け止めつつ寝返りをサポートしてくれる印象。寝返りのたびに頭がふわっと動きやすく、寝姿勢の安定感もあります。

一方のニトリ Nブレスエアプラスは、より硬めの構造で反発力が強く、わずかな力で寝返りが打てる軽快さがあります。柔らかさや包まれ感よりも、サッと動きたい人にはこちらのほうがしっくりくるかもしれません。

⑤ お手入れ・衛生面

ブレインスリープピローとニトリ Nブレスエアプラスは、どちらも中材にファイバー素材を使用しており、水で丸洗いできるのが大きな魅力です。シャワーでサッと洗えるので、汗をかきやすい季節やアレルギー対策としても安心。速乾性にも優れており、日中に洗ってその晩には使えるほどの乾きやすさです。

また、両枕ともカバーはメッシュ素材で通気性が高く、洗濯機で丸洗いできるため、清潔を保ちやすい構造になっています。使い勝手の面では大きな差はなく、どちらも衛生面を重視する方にはぴったりの仕様です。

⑥耐久性

ファイバー素材はウレタンに比べてへたりにくく、長期間使っても形が崩れにくいという特徴があります。ブレインスリープピローは、第三者機関の耐久試験で6年間使用相当の性能が維持されたというデータもあり、長く使いたい人にとっては安心感のある仕様です。

一方、ニトリ Nブレスエアプラスも、価格帯からは想像できないほどしっかりした作りで、数年単位で使っても問題なさそうな耐久性があります。反発が強く変形しにくい構造のため、手頃ながら信頼感のある仕上がりです。

どちらも良さそうに聞こえるけど、値段差が10倍もある理由は?

値段差がこれだけある理由は何なのか?

見た目はどちらもファイバー素材で通気性もよく、構造も似ていますが、価格帯には大きな差があります。その理由は、寝心地や睡眠の質をどこまで追求しているかの違いにあります。

ブレインスリープピローは、部位によって硬さを変えるグラデーション構造を採用し、仰向けでも横向きでも自然な寝姿勢を保てるように設計されています。さらに、疲労回復効果を検証したエビデンスまで提示されており、単なる寝心地だけでなく、“眠りの質を高めること”を目的とした枕だと言えるでしょう。

一方、ニトリ Nブレスエアプラスは、必要な機能をシンプルにまとめ、価格を抑えつつ使いやすさを両立させた枕。高さ調整は向きを変えるだけの仕様で、最低限の快適さをしっかり提供してくれます。

その価格差は、ただの金額ではなく、眠りにかける本気度の差とも言えるでしょう。

眠りへのこだわりは、未来の自分への最高の投資です

こんな人にはこの枕が向いている!

ブレインスリープピローが向いている人

睡眠の質を本気で改善したい人
疲労回復の検証データやグラデーション構造など、ただの寝心地だけでなく「眠りの質」を考えた設計になっており、根本的に睡眠を整えたい人におすすめです。

柔らかさと反発力のバランスを求める人
頭を包み込むようなフィット感がありつつ、しっかり反発して寝返りもサポート。やさしい感触と動きやすさのバランスを重視したい方に向いています。

寝姿勢や体型に合わせて高さを選びたい人
LOW/STANDARD/HIGHの3種類から自分に合う高さを選べるため、「合わなかったらどうしよう…」という不安を事前に軽減できます。

ニトリ Nブレスエアプラスが向いている人

ファイバー素材の枕をまず試してみたい人
価格が手ごろで手に取りやすく、ファイバー枕が自分に合うか確かめたい人にぴったりのトライアル向けモデルです。

硬め・しっかりめの寝心地が好みの人
沈み込みがほとんどなく、頭をしっかり支える感覚が強いため、「柔らかい枕だと落ち着かない」という方にフィットします。

コスパ重視で実用性の高い枕を探している人
洗える・ムレにくい・そこそこ長持ちと、必要な機能は揃っていて価格も良心的。高価な枕に手を出す前の選択肢としても十分です。

まとめ

今回の記事では、ブレインスリープピローとニトリ Nブレスエアプラスを実際に使って比較し、それぞれの寝心地や機能性、価格差の理由まで詳しくお伝えしました。

どちらも高反発ファイバー素材で通気性が良く、洗える・蒸れにくいといった基本性能はしっかり備えています。そのうえで、ブレインスリープは“睡眠の質”まで考え抜かれた設計が特徴で、よりこだわる人にフィットしやすい枕。一方のニトリは、手ごろな価格で試しやすく、硬めの枕が好きな方にとっては十分満足できる性能があります。

「ちょっと高いけど、ちゃんと違いがあるなら試してみたい」そう感じた今が、あなたの眠りを変えるベストなタイミングかもしれません。

合う枕と出会えたときの朝は、想像以上に軽やかです。今回の記事がそのきっかけになれば嬉しいです。

ブレインスリープ ピロー

¥33,000(税込)~

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ニトリ Nブレスエアプラス

¥2,990(税込)

\ 快眠の第一歩はこちらから /

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この記事を書いた人

コージー | 睡眠コンサルタント

社会人生活の傍らで続けていたスポーツ競技での故障や身体の不調を経験し、健康維持や病気の予防に関わる仕事を志す。
国内最大手企業→ヘルスケア業界へ転身し、医療機器開発やヘルスケアサービス開発等に従事。これまでに、国、自治体、医療機関等と連携し、様々な未病予防や予防医療に関する事業を推進、展開。
現在は睡眠関連の事業を立ち上げ、睡眠の悩みや身体の不調が気になり始めた方に向けて、「知る」「予防」「改善」につながる取り組みを推進中。

睡眠健康指導士上級
スリーププランナー
NESTAスリープサイエンススペシャリスト
健康マスター

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