🔥 陰虚(いんきょ)とは
漢方・東洋医学で使われる用語で、体の中の「陰=潤い・血液・冷やす力」が不足している状態を指します。
陰は、体を潤し、冷やし、安定させる役割があります。それが不足すると、乾燥・ほてり・のぼせ・寝汗・イライラなど、熱っぽい症状が現れやすくなります。
💡 陰虚(いんきょ)の特徴
体にとって必要な水分が足りない状態です。
潤い不足により肌が乾燥しやすく、体がほてったり、口の渇き、のぼせの症状が出ることも。夜間の寝汗や発汗などが意識の原因となることもあり、更年期の女性に多く見られます。
🍽️ おすすめ食材
潤いを補う/滋陰作用のあるものがおすすめです。
- れんこん
- きゅうり
- トマト
- 白きくらげ
- 枇杷(びわ)などの果物
🚫控えたい食材
下記の食材の摂りすぎには注意しましょう。
- とうがらしなどのスパイス類
- からあげなどの油っこい食材
- にんにく、しょうが などの温熱性の強い食材
✨生活養生アドバイス
- 体の潤いを消耗してしまうので、汗をかき過ぎないように注意しましょう。
- 長風呂やサウナなどは控えめにしましょう。
- 乾燥やほてりが強い場合は、夜更かしせず早く寝るように心がけましょう。
- 体を潤す果物や白きくらげなどの食材を積極的に取り入れましょう。